集団的自衛権行使を合憲とする憲法学者はだれ?

4日の衆院憲法調査会で、参考人として意見をのべた3人の憲法学者が集団的自衛権の行使を「違憲」としたことに対して、政府は「合憲」を主張する文書を配ったり、打ち消しに躍起になっています。4日の定例会見で菅官房長官が「『違憲じゃない』という著名な憲法学者もいっぱいいる」とのべたことに関連して、今日は「私自身が知っている方は10人程度いる」としたうえで、「私は数ではないと思う」と発言。「じゃあ、その人たちはだれなの?」という声が広がっています。
私(戸倉書院代表)が知人の憲法学者、法律関係者数人に聞いたところ、次の7人の名前が挙がりました。これらの人たちはメディアや著書、講義のシラバスなどで集団的自衛権行使は合憲、あるいは正しいということを主張しています。
3日には憲法学者189人が集団的自衛権行使に反対する声明を出しました。日本の憲法学者600人の約3分の1にあたります。本当に数の問題ではないのでしょうか。

集団的自衛権行使は合憲、あるいは正しいとする憲法学者

①百地章(ももち あきら・日本大学教授)

②西修(駒澤大学名誉教授)

③八木秀次(麗澤大学教授)

④井上武史(九州大学法科大学院准教授)

⑤竹田恒泰(慶応大学法学部卒だが、憲法学者といえるのかは不明)

⑥長尾一紘(ながお かずひろ・中央大学名誉教授)

⑦大石眞(京都大学教授)

(敬称略)

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